仕事の豆知識

実際に働いてみて分かった食品工場のメリットデメリットを紹介

 

工場にも色々と種類がありますが、その中でも食品工場はどんなメリットがあるのか?

 

働きやすいのか?過酷な職場なのか気になりますよね?

 

今回は実体験と聞いてきた話を元に食品工場のメリットとデメリットを紹介していきます。

 

 

メリットを紹介

 

まずはメリットを紹介していきます。

 

夏でも涼しい

 

最大のメリットはこれです。食品工場は基本的に涼しい所が多いです。食品は冷やさないとダメになってしまう事が多く、常に冷蔵庫並みの気温で冷やし続けないといけないです。

 

食品工場を作る工程で焼く、揚げる、蒸すなどの工程がいる場合は別ですが、材料を切ったりパック詰めする所は常に涼しく、快適に仕事が出来ます。

 

「寒くないの?」と思った人がいますが、全然大丈夫です!会社支給の防寒具がキチンとあるのでそれさえ着ていれば全く寒くなく、非常に快適に過ごすことが出来ます。

 

しかも冬は気温が低すぎない為、逆に温かいです。

 

夏は涼しく、冬は暖かい、気温に関しては完璧なのが食品工場です。

 

あまった食品が格安で手に入る

 

食品工場って食べ物が貰えるの?と言う人がいますが私が昔働いてた食品工場は全ての商品が100円で買えるようになっていました。

 

商品の中には1パック400円もする高級なものもある為それが100円で買えるとなると非常にお買い得です。

 

商品だけではなく、加工したお肉や余った野菜、余った果物なんかも100円で買う事が出来るので食べ物を安く買いたいと言う人はかなりおすすめできます。

 

ただし、注意しないといけない事が、それは「主婦の人たちが速攻で買う事」です。

 

食品工場はその働きやすさから結婚している女性の人が多いです。その女性たちは全員毎日の食費を安くしようと考えています。

 

なので本来400円もする商品や野菜が100円で買えるとなったら争奪戦が始まります。

 

特に野菜やお肉は大人気で社内販売が始まって20秒で売り切れるほど激しい争奪戦が繰り広げられています。

 

しかし、食費を浮かせたいと思っている人はこれ程お買い得な事はありません。

 

工場内が綺麗

 

食品工場なので基本的に社内が綺麗です。

 

工場内ももちろんのこと、事務所や休憩室なども非常に綺麗になっているので快適です。

 

食品工場では定期的に取引先や保健所の検査があります。しかも工場内だけでなく事務所が綺麗かどうかのチャックも入るので食品工場内は常に綺麗にしないといけません。

 

そのお陰で工場はどこにいてもしっかりと掃除がしてあり、汚いものが嫌いな潔癖の人にはいい働き場です。

 

 

ライン作業が多いので楽

 

工場の多くの作業はパック詰めという、商品を綺麗に並べてプラスチックの容器に入れるという作業があります。

 

食品工場はとにかく作る数が多いためパック詰めの人数がとにかく沢山います。

 

なので基本的に最初に入った人はパック詰めからスタートする人が多いです。

 

稀に「こいつは出来そうな人材だ」と判断されたらいきなり機械操作など難しい仕事を任される事がありますが、それはほとんどないので安心して下さい。

 

機械操作などの難しい事は社員がやることが多いので。

 

話を戻しますが、こういった流れ作業が多いのでメンタルが弱く、自分に自信がない人でもかなり楽に仕事をする事が出来ます。

 

私が前いた食品工場で一番簡単な仕事は適量のニンジンをパックの中に入れるという作業が一番楽な仕事でした。

 

流れてきたパックににんじんを10g入れるだけなので、「あ…この仕事精神的に楽」と思う場面が何回もありました。

 

意外と手作業が多い

 

工場では機械作業が多く、「大きい機械を使うのは怖い」と思う人がいますが、食品工場ではそんな事もありません。

 

確かに食品工場も全ての作業を手作業でやったら絶対に間に合わないので大きい機械を使って作業をする事もあります。

 

しかし、先ほど説明した通り、パック詰めの作業は手作業でしか出来なく、しかも人が沢山いるので機械を使う事はそこまでありません。

 

しかも大きい機械は正社員の特にベテランの人じゃないと扱えない、慎重に扱わないと危険なのでまず触る事はないでしょう。

 

すぐ働ける

 

基本的に全国の工場は人手不足になっています。特に20代の若者が圧倒的に不足している工場が多く、私の前いた職場も30歳が若手といわれるくらい、20代が不足していたので人で不足というのがよく分かります。

 

そのせいもあってか、時々工場では面接をしたその日に合格をする工場もあります。

 

たとえば面接が一通り終わると、「とりあえず面接は合格なので、いつからこれますか?」といきなり合格にしてすぐ働かせようという工場も、私の経験で本当にありましたよ。

 

ちなみに、これは食品工場だけではなく工場全体で意外とあるあるです。なので本当に仕事がなくて困ったときは食品工場、または工場勤務にすると良いですね。

デメリットを紹介

 

次に食品工場にいた時にデメリットを紹介します。

 

工場内で売っている商品が食べれなくなる

 

先ほど工場の商品が安く手に入るといいましたが、場合によっては働いている工場の商品が食べられなくなる危険があります。

 

これは別に毎日見ている商品だから嫌気がさしたという訳ではありません。これは製造工程に問題があります。

 

日本の食品工場の多くはとにかくコストダウンをして安く作って利益を上げるというのがほとんどです。

 

コストダウンをしようとすると、まず最初に削減されるのが「材料費です」材料は野菜やお肉、果物などを使う場合が多いですが、材料費が安いものだと野菜の見た目などが最悪です。

 

まず、虫が沢山ついてる。材料費が安いモノだとスーパーで売っている様なちゃんとしたものではなく、本来なら廃棄になりそうな形の崩れているなどを使います。

 

しかも、本来ならキチンと洗われて配送するはずの野菜が人件費削減の為か洗われてなく、土や落ち葉そして虫がついていることがあります。

 

もちろん、野菜を使うまえに使えないものは捨てたり、洗って虫を落とす事をしますが、「あんなに汚れた野菜を使って製品を作るのか…」とかなり落ち込みます。

 

その為工場で作った商品をみると、あの汚れた野菜たちを思い出して「あ…食べる気がなくなる」となります。

 

なので食品工場で働くときは自分の好きな商品の工場では絶対に働かない様にして下さい。製造工程で絶望してもう2度と食べられなくなります。

 

働く場所によっては冬の気温より寒い

 

先ほど冬は暖かいといいましたが、特定の場所になると冬の気温より寒くなります。

 

その場所が冷凍保存庫などの凍らせて保存させる場所です。製品によっては凍らせないとダメな物もあります。

 

アイスや冷凍食品などがそうですが、凍る事前提で作られた商品は確実に冷凍室で保存されます。

 

なので、製造工程によっては最初から冷凍室で作業をする事も沢山あります。一応冷凍室用の上着などがありますが、それでもかなり寒いのは確かです。

 

慣れてくると何ともなくなりますが、最初はあの寒さにビックリする人も多いです。

 

機械で手を切る人がいて危険

 

これは工場全般にいえますが、機械で指を切ってしまう人が毎年多いです。

 

まあ、ケガをするのは機械を使う正社員。その中でも4年くらい働いている人がよくケガをしますね。

 

ケガをする原因としては慣れたせいで油断をするのが一番多いです。本来なら2人でセットするような機械を慣れているからと言って、1人でセットする人や本来なら安全カバーをする作業を邪魔だからと言って外して作業をする人が事故を起こします。

 

まあ、完全に不注意からなる事故なので、油断さえしなければ絶対に起こらない事故なんですけど。

 

給料が安い

 

 

食品工場だけではないですが、基本的に工場の給料ってかなり安いです。

 

私の前いた自動車部品の工場では、毎日2時間残業をして手取りが19万円とかそういう世界でした。

 

もちろん私が新卒で入ったので給料が安い事は当たり前ですが、残業をしないと手取りが16万円くらいまで減ったのは良く覚えています。

 

まあ、18歳の高卒の給料としては高い方だと思いますが、たとえば工場のリーダーの人の給料が手取り28万円とか聞いた覚えがあります。

 

ちなみにその人の年齢は40代後半です、40代後半で手取りが28万円って個人的にはかなり低いと思っています。

 

しかもその人はリーダーという責任ある立場ですが、そこまで給料が高いわけではありません。

 

なので、圧倒的な給料の安さが工場にはあるでしょう。

 

残業が長い

 

食品工場の特徴として残業が長い事が多いです。食品工場の多くは低コストで大量生産する所が多いので、とにかく数をこなします。

 

とにかく大量に製品を作るので当然ながら定時では終わりません。

 

深夜勤務がある所はキチンと交代しますが、私がバイトで入った場所は夜の10時まで残業が当たり前で、仕事でトラブルが起きた時は深夜の12時まで働いている人達がいました。

 

とにかく残業が長いのが特徴なので、もし食品工場で働きたいと思ったら、深夜勤務があって、キチンと交代している所を探すのがベストです。

 

 

辞めたいと思ってる人の意見

 

このサイトを運営して分かったのですが、食品工場はかなり辞めたいと思っている人が多いです。

 

実は、このページを見てる人の80%が「食品工場 辞めたい」という検索から来てることが多いです。

 

ではどのくらいの人が食品工場を辞めたいと思っているのか?その実態を書いていきましょう。

 

手が荒れることと人間関係が嫌

 

まず、最初にこんなサイトを見つけましたが、この様に体験談が書いてありました。

 

 食品会社は衛生に気を使うためエアシャワーを浴びたり、ホコリを取る機械をかけないといけません。手の消毒も毎回する必要があるため、肌の弱いわたしは手が荒れて大変でした。

ただ衛生管理が徹底してるぶん工場内はキレイだし、室温も一定に保つ必要があるため夏でも冬でも快適です。職場環境の良さだけがメリットかもしれません。また新規採用者募集の段階ではなにも書かれてませんでしたが、入社して数ヶ月してからシフト勤務をするように言われたんです。

それにサービス残業が多くて、遅くまで残っても給料はまったく増えません。やっててバカらしくなってきます。

それだったら募集要項でちゃんと書いて欲しかったですよ。最初は黙っておいて、辞めないとわかったらアレコレ言ってくる。なんだかやり口が汚いなって思いました。

先輩社員の威圧的な態度をとる人が多く、上司・先輩からのパワハラもありましたし、年収も低かったので転職を決意しました。

引用元:あの職業の給料はいくら?

 

食品工場は、とにかく手を洗うことを徹底してるので洗剤に弱い人だときつい事が多いでしょう。

 

そして私も書きましたが、やはり工場は給料の低さが非常に目立ちます。この人もサービス残業があるなんて言ってたので、恐らく私より給料が低いのではないか?と思っています。

 

 

スキルが身につかない

 

 

食品工場だけの話ではありませんが、工場勤務というのはスキルが身につきにくいです。

大抵はわりと誰でもできる単純作業ですから、スキルは必要とされませんからね。

そしてこれからさらに自動化もどんどん進んでいくと思うのですが、その職歴も評価されにくいです。

私も工場で数年ほど勤めた職歴がありますが、何か身に付いたかと言われると…。

正直学生時代にやっていたコンビニバイトの方が、同僚や常連のお客さんとコミュニケーションするスキルが身について役に立った気がします。

というかむしろ工場勤務を始めてからコミュニケーションスキルが下がった気がしますし。

引用元:工場勤務辞めたい 

 

こちらの人は、スキルが全く身につかないという事を言っています。

 

確かに工場勤務って本当にスキルが身につかないです。基本的に工場で働いてもその会社でしか通じないスキルしか身につかないので、後の事を考えてると非常に困りますね。

 

ちなみに私もそうですが、工場で働いてもハンドリフトっていう工場だとよく使う、重いものを運ぶ時の道具がありますが、あれの操作だけはやたらと上手くなりましたよ(笑)

 

ちなみにハンドリフトってこんな物です。

↓↓↓↓

Dream Link(ドリームリンク) 超低床55mm 油圧式1トン(1t) ハンドリフト(ハンドパレット トラック)

 

 

これは工場では必須アイテムと言うくらい、どこの工場にもありますからね。

 

 

腰の痛みと上に立つ不安

 

次の人は女性の方で、こんな事が書いてあります。

 

 

勤務3年目の25歳、女性です。地元の大学を卒業後、大手食品メーカーの地方エリア職員として就職しました。職種は一応、製造技能職です。
毎日、工場でドレッシングを作る作業に従事しています。部署はミキサー部門なので、30キロを超す原料を運んだり、重い配管を洗浄・組み立てしたりする重労働が多々あります。ここ最近は特に痛めた腰痛に毎日泣かされています。
同じく大卒で入った先輩たちは早い人だと、3年目からラインのリーダーになったりしている人もいます。私も大卒なので、後々そういう流れになると上司から聞かされていたのですが、自分にはやれる自信がなくて最近転職したいと本気で思うようになりました。
引用元:転職ステーション

 

この人は、女性ですが腰を痛めるような重労働をしてキツイ。そしてリーダーになる事に対するプレッシャーが嫌になって辞めたいと思っています。

 

ちなみに腰が痛いくらいで辞めるな。という意見が多かったですが正直言って20代で腰が痛くなるくらい重労働の仕事なら辞めた方が良いという意見があります。

 

というのも、若い時に無理をすると20代でも簡単にぎっくり腰になります。私の知ってる人で2人ほど20代でぎっくり腰になっている人がいます。

 

その人たちの意見を聞いていると、非常に大変なのが伝わる事が多いです。

 

「運動すると腰が痛む」

「時々急にぎっくり腰が復活する」

「20代なのに重いものが持てなくなった」

 

などなど、生活に支障が出るくらい酷い症状をよく聞きます。しかもぎっくり腰って1回なると癖になって、ずっと続くともいわれているので、実は怖いものだったりします。

 

20代でぎっくり腰をすると将来苦労をしますよ。

 

それに、上に立ちたくないというのも非常に分かります。

 

私も基本的に、上司になって人を引っ張っていくのが苦手でリーダーになるくらいなら会社を辞めたくなるくらい、気持ち悪くなります。それくらい上に立つのはプレッシャーですし嫌なんですよね。

 

まとめ

 

個人的に、暑いのが嫌いなので食品工場では非常に働きやすいです。しかし場合によっては

 

  • 給料が安い
  • スキルが身につかない
  • 腰を痛める

 

などの意見があるので、働きにくいという意見も非常に多かったです。