内向的な性格は損と思われる事が多いですが、私はそんな事はないと言えます。
そこで今回は内向的な人が仕事で損ではないと言える理由を書いていきましょう。
内向的人間が損と思えること
雑談が出来ない
内向的な人は雑談が非常に苦手です。
仕事の話は出来る人が多いですが、雑談になると途端に弱くなるのが内向的な人の特徴です。
特に他人に「休日何してるの?」と自分のプライベートの話を聞かれるのが特に嫌いです。
怒られるとすぐ凹む
内向的な人は基本メンタルが弱いです。
なので、上司から怒られるとすぐに凹んでしまうのが特徴です。
怒られるのではなく、「これ、ミスがあるよ。次は注意してね」と軽い注意だけでも凹んでしまうのが特徴と言えます。
落ち込み時間が長い
内向的な人は落ち込む時間が非常に長いです。たとえば一度怒られただけでも1日はずっと凹んでいますし、下手をすると1週間ずっと引きずっているという事もあります。
とにかく復帰時間が長いのが内向的な人の特徴です。
友人が少ない
内向的な人は、人と関わる事が好きではなくそのため友人が少ないです。
友人がゼロ人という人もいますし、いても2人~3人くらいという人もいます。
LINEなどの連絡も家族と友人合わせて10人もいないというのが、内向的な人の特徴です。
行動力がない
内向的な人はとにかく慎重に行動するため、積極的に動く事は少ないです。
たとえば、映画を観ようとしても
- 時間は?
- 値段は?
- 楽しいのかな?
- 明日の仕事に影響がないかな?
- レビューを見てからの方が良いかな?
と色々と考えてしまい、結局何も行動しないのが内向的な人の特徴と言えるでしょう。
結局1つの映画を観るのに、丸2日ほど考えてしまうこともあります。
緊張しやすい
内向的な人はとにかく緊張しやすい事が多いです。
人と喋るのも実は緊張してますし、上司から話しかけられた時にも緊張するのが特徴です。
新しいお店に行くのも毎回ドキドキしてますし、店員に料理を注文するのも緊張しています。
実はネットで注文する時もドキドキしてるのが内向的な人の特徴です。
内向的人間が損ではない理由
人の気持ちが分かる上司になれる
内向的な人は人の気持ちを察する事が得意です。
声のトーンで何となく機嫌が分かる事もありますし、人の会話の返答や表情でもなんとなくですが、「今日は機嫌悪いな」とか「今日はテンションが高いな」と分かるのが内向的な人の特徴です。
そう言った察する能力は、人の気持ちが分かる良い上司になれる可能性が高いです。
外向的な人が上司をやると、確かに皆を引っ張ったり企画を作る能力は高いですが、人の気持ちを考えないで行動するため、部下の評判が悪いことがあります。
なので、成果は出せるけど会社内だと「あいつとは仕事をしたくない」と陰で言われる事があります。
ですが、内向的な人が上司だと部下の気持ちが分かるため、気を使える優しい上司になります。
そうして、人のモチベーションを維持しながら仕事が出来るため部下がのびのび仕事が出来る上司になるでしょう。
そもそも、上司の仕事は部下にどれだけ効率的に仕事を任せるか?というのが仕事です。
良い上司というのは、部下に仕事を教えて任せて、とにかく仕事を回すのが重要になるため内向的な人は、部下をのびのびと仕事をさせて効率的に成果を上げるのに向いています。
濃い人間関係を作る方が幸せ
外向的な人は沢山の友人がいますが、ほとんどは薄い関係を沢山作ってる事が多いです。
確かに人脈があるのは良い事でしょうが、それだと本音を話せる友人がいなくて逆に寂しい思いをする事があるでしょう。
ですが、内向的な人は1人の友人ととにかく濃い関係を作ろうとするため、お互いに本音を話し合い時には助けてくれる友人関係を築く事が出来るでしょう。
薄い関係だと表面上の話しかできませんが、濃い関係だとお互いに遠慮なく話す事が出来るためより充実した人間関係になりますよ。
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慎重に動けるので大損はない
慎重に動くというのは悪い話に聞こえてしまいます。
よく成功者になるためにはとかお金持ちになる為にはという話で「とにかく早く行動しろ」というのがあります。
とにかく早く動いて、成功するための方法を経験で学ぶというのが伝えたい事ですが、実はそれだと大損をする可能性があります。
たとえば、とにかく大金持ちになるために起業をして、沢山のお金を使って事業を成功させようとしますが、沢山行動するためお金がドンドン減っていきます。
起業するために借金をして、事業を展開させる為にまた借金をしていつの間にか、簡単には返せないほどの借金を抱えてしまうことがあるでしょう。
確かに、行動をして成功する人もいますが、後先行動しないで後戻りが出来なくなるくらい酷い目に合う人もいます。
そう考えると慎重に動くと言うのは、大損をしないため何回でも失敗が出来て酷い事になる前に戻る事が出来るため、逆に良い事でしょう。
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人間関係のトラブルが少ない
外向的な人はとにかく沢山の人と関わるため、人間関係のトラブルが多いです。
100人も友人がいれば誰かは、お金を貸してと言われる可能性があります。100人も友人がいれば色んな人と喧嘩をして精神的に疲れることもあるでしょう。
それに会社内でも、沢山の人と関わるため常に人間関係のトラブルを抱える人になります。
しかし内向的な人は、そもそも関わっている人が少ないため人間関係のトラブルが少ないです。
人間関係のトラブルは金銭トラブルより面倒な事が多いため、そう言った面では内向的な人はストレスが少なく得をしています。
会社では知らない方が良い事もある
今の時代は情報社会と言って、とにかく情報を知ってる人が得をする時代と言われています。
会社でもそれは同じで、たとえば社長と同じ趣味をすると、休日に社長と一緒に遊ぶことが出来てお金持ちになる為のヒントを貰う事が出来ます。
それに、会社の上司と共通の話題があるだけで、話が進んで仲良くなる事は簡単に出来るでしょう。
そう言った情報を沢山知るのは良い事ですが、時には知らない方が幸せと言う事もあります。
たとえば情報を知りすぎると、あなたの事が嫌いという情報が沢山流れてくる事もありますし、会社内のブラックな人間関係の情報など、聞いているだけで疲れてくる事が沢山出てきます。
情報は大事ですが、知りすぎて逆に嫌になる事もよくあることでしょう。
ですが、内向的な人はそう言った知りたくなかった情報をシャットアウト出来るので、精神的に疲れる事が少ないですよ。
実は年上に好かれやすい
内向的な人は会話で受け身になる事が多いです。
実際内向的な人は、喋るより聞く時間の方が長いでしょう。
多くの人は、沢山喋れる方が好かれると思っていますが、実は年上の人は受け身になって聞いた方が好かれる事が多いです。
年上の人というのは、自分の人生観や仕事のやり方をとにかく語りたい人が多いです。
特に40代以降になると、自分の武勇伝や人生観などを若者に話したがる人が非常に多いです。
そして、そういった話は意見を言われるより、とにかく聞いて欲しいと思う人がいます。
なので、内向的な人の受け身の話し方は実は年上に好かれるやり方になります。
実際私も内向的な人間で、話は常に受け身ですがそう言った受け身の話し方をしてたら40代以上の人に非常に好かれていました。
話すときも、私は総合で5分くらいしか喋っていないけど、上司は40分以上話すという非常にアンバランスなことになっていました。
こんなアンバランスなんですが、一部の人には私は好かれていましたよ。
1人でやる仕事だと最強
内向的な人は1人の時間を好みます。
休日は1人でいる事が多いですし、会社の昼闇も出来るだけ1人で過ごしたいと思っています。
そういった1人が好きな人は、集団でやる仕事は不利になりますが1人でやる仕事だったら最強の力を持っているでしょう。
たとえば漫画家や作曲家などクリエイティブな仕事だったら1人でやる事が多いので、内向的な人に向いているでしょう。
しかもクリエイティブな仕事は、上手くいくと月収が100万以上も稼げることがあるので、1人でコツコツとなにかをやるのが好きという人は、かなり強いでしょう。
自分の性格を逆に利用すれば仕事は上手くいく
内向的な人は外向的な人のようになろうとしますが、それは間違いです。
確かに外向的な人に憧れる部分も強いでしょうけど、逆に自分の性格を利用してみると仕事は上手くいくことが多いです。
たとえば会話も、自分からは話さず受け身を徹底して会話をしてみると案外上手くいきます。
それに友人が少ないという点は、先ほど言ったように漫画家など1人の作業が多い仕事に就くと本来の能力を発揮できる可能性が高いです。
なので、変わろうとしないで今のままの性格と向き合った方が人生はちょっとだけ楽しくなりますよ。
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