なぜ日本人はここまで過労死や過労自殺が多いのか?

なぜ日本人はここまで過労死や過労自殺が多いのか?

日本人は働きすぎです。長時間労働は昔に比べればよくなる傾向があるけど、まだまだ日本の会社は長時間労働前提の仕事の割り振りをしている事が多いです。

長時間労働をやると過労死や過労自殺をする人が出てきます。ニュースでも時々過労死の特集がやるので見ている人が多いと思います。

そこで気になったのは日本人はどうして過労死が多いのか?

「死ぬくらいなら仕事を辞めれば良いじゃん」という意見も多く、そこは永遠の課題になっています。

このサイトではメンタルが弱い人の為に転職のやり方を説明したり、仕事のやり方を伝えるサイトです。

メンタルが弱い人がもし終電ギリギリまで仕事をする様な所に就職したら過労で自殺をする可能性があります。

なので今回は過労死する人の共通点を書き過労死はどうやって起きるのか?を説明していきます。

とある食品会社の場合

今回書く内容は全て岩波新書が発売している「過労自殺第二版」という本に書いてある内容を引用していきます。

まずは食品工場に勤めていた男性の自殺です。

この男性は自宅アパートで「人生は何となると思っていたけど、何ともなりません」そう書いて自殺をしました。

この男性は非常に真面目で、新人の時に8時30分出勤だが、7時30分に会社に行き掃除をするくらい非常に真面目に働いていた。

しかし残業時間が月に150時間を超えている。今の世の中ならニュースになってもおかしくはない時間だ。

男性の死ぬ寸前の様子で心に残る文章があったので引用します。

顧客の取引に関して発注ミスをし、その顧客の店を訪問して事後処理を追われていた。ある日曜日夕方に電話で母親から食事に誘われても、「テンパったので食事に行かれない」と断った。この頃交際をしていた女性に対して「トラブったので明日会社に行ったら大変だ」というメールも送信していた。

この文章をみて伝わるのは信頼が出来る家族や彼女からの連絡内容もぐちゃぐちゃになっている事です。

「テンパったので食事に行かない」というのはよく聞いたら訳が分からない理由です。用事があるや気分じゃないから行かないのはまだ分かりますが、テンパったからというのは心が限界まで追い詰められた事がよく分かります。

普通の断る理由にテンパったというのは中々使わないので、もうなんて返事をしていたのか分からない。そんな状態だったのでしょう。

女性で金融会社に勤めている場合

とある金融会社に勤めている女性が飛び降り自殺をした。

彼女は非常に活発な性格、しかも若いので将来を期待された人材だった

彼女は午前8時に出社して午後11時30分頃に退社する生活を送っていた。

この時点で労働としては異常な状態だが、この女性の上司のパワハラも酷かった。

彼女の上司は飲酒を無理やりすすめてきたり、飲み会にこなかった女性社員を「彼氏と一緒だたんだろう。今から来い」と命じたりする。2018年の今なら裁判をすれば確実に勝てるくらい酷いパワハラ上司だろう。

この長時間の労働と上司のパワハラのせいで彼女は精神的に疲れてしまい、そのまま自殺をしてしまった。

しかも自殺する寸前はこんな事を母親に言っていたそうだ。

「朝から晩まで支店長に管理されちゃって」「朝八時に出社してから、仕事が終わるまでは帰るなって支店長に言われた」

そんな事が書いてあった。

これも書いてある内容から分かるのがどれだけパワハラをされても、真面目な彼女は「ここを頑張らないといけない」という日本人でよくある真面目な性格があだとなって自殺をした。そういう風に思えます。

製薬会社のパワハラ

最後に紹介するのが製薬会社のパワハラのせいで自殺をした人です。

係長から、「車のガソリン代ももったいない」「御願いだから消えてくれ」などと叱責・罵倒された製薬会社社員が、「もう自分自身気力がなくなりどうにもなりませんでした」との言葉を遺し、死亡した。

この人の事は匿名で書いたあったので男性か女性か何歳かまでは分からなかったけど、上司の言葉に疲れ、自分の生き方が分からなくなり、そのまま自殺。

この人も辞めるという選択肢は出来なかった一人です。やはり重度のパワハラを受けると周りが真っ暗になり、目の前も横も後ろも全てが暗闇になり、自分の人生に絶望してそのまま自殺をしてしまうのだろう。

共通する点は皆真面目な事

この人たちに共通する事は皆まじめすぎたと言う事です。

最初の食品工場の男性は非常に分かりやすく、朝早くから会社にきて掃除をするほど仕事にやる気があり、会社の為に働こうと考えたいた人です。

その次の金融会社の女性も同じです。彼女は非常に活発的で入社当時は元気いっぱいに挨拶をして、周りの人から注目されていた人物に違いないです。

最後の製薬会社の人は詳細が詳しく書いていないけど、上司のパワハラを受けても会社にしがみつく根性があり、非常に真面目な人だったとよく分かります。

やはり皆非常に真面目です。しかも誰よりも誠実に働き、会社に貢献しようと言うのが少ない文章でもよく分かります。

やはり真面目な人はそれだけ心が弱りやすく、うつ病になりやすい。しかも友人や家族に相談するという事もなく、たった一人で悩み、悩みぬいた結果自殺と言う道を選んだ人たちです。

なぜ真面目な人ほど自殺するのかというと、日本の教育のせいでもあります。

日本では昔から自分で出来る事は自分でやれという教えがあり、なんでも一人でやり自立させます。

なのでテレビとかで芸能人が部屋を散らかしたり、料理もまともに出来ない所が放送されると好感度が下がる場合がありますし、専業主婦になりたいという人がいると「働け!」と怒る人も出てきます。

そのせいで悩んでいる時も一人で抱え込む人がいます。それが真面目な人です。

悩んでいても一人で頑張らないと、もう大人なんだから一人で解決しないと、と言う事を考えてしまうので中々悩みを相談できる人がいません。

日本では真面目な人は評判が良いですが、逆に一番自殺をしやすい人ともいえます。

これを見ている人はこうなる前に会社を辞めよう

いま、このサイトをみている人は少なくともメンタルが弱く、どちらかというと打たれ弱い人ではないですか?

  • 上司に叱られたら3日以上は凹む
  • 上司に話しかけられたら「怒られる?」と思ってドキドキする

などとにかく心が強い方ではありません。

そういう人たちが頑張ると今回紹介した人たちの様に自殺をする可能性があります。

なのでこうなる前に会社を辞める事をおすすめします。別に今の会社で働けると言う事ならそのまま働くのが良いですが、何か悩んでいて体調を崩すくらい会社にいくのが嫌ならさっさと辞めてしまいましょう。

紹介した人たちも会社さえ辞めていれば、不真面目な性格ですぐ会社を辞める様な人たちだったら自殺と言う道もありませんでした。

自殺するくらいなら派遣社員でも、生きているならバイト生活でも全然問題はありません。

日本人はプライドが高い人が多くバイトや派遣だと恥ずかしいと言う人がいますが、それは関係ありません!

どれだけみじめでも自分が楽しければ良いです。40歳でバイト生活でも生きていれば良いです。

とにかく過労自殺だけは避けて、苦しかったら会社を辞めてしまいましょう。

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コメント

  1. 伊右衛門 より:

    一日中、自殺関連の記事を読み漁りましたが、なかなかいい内容です。